シングルマザーの為の職場・RICCI EVERYDAY

バニヤントゥリーの横を通り抜けると

バニヤントゥリー

小さなマーケットがでていました。

小さなマーケット

その奥には

かわいいアフリカの生地で作った鞄等を販売するお店があります。RICCI EVERYDAY

ここはシングルマザーが収入を獲るための場でもあります。

〈RICCI EVERYDAYがこだわるHappyものづくりTIPs〉

  1. ハンドメイド―雇用を守る・女性たちの才能を開花させる
  2. 現地で調達できる資材を使用―持続可能なものづくりを
  3. 環境負荷を下げる―ものを余すところなく使用し、廃棄物を減らす
RICCI EVERYDAY店員

ウガンダは一夫多妻制で、男性は複数の奥さんをもらうことが認められています。
とはいっても奥さんをもらうにはたくさんのお金が必要です。
結納金として多額のお金を家族に払ったり、奥さんとその子供の為の家を奥さん1人につき1軒の家を建てなければなりません。
それが叶わない男性は、ガールフレンドと称して女性に子供を産ませていると言う実態も有るようです。
私がお話を聞いた男性は奥さん一人とガールフレンド2人の間に9人の子供がいるそうです。
シングルマザーの貧困問題や性感染症の問題は、ウガンダでは深刻なようです。

〈RICCI EVERYDAY BRAND STORY〉

RICCI EVERYDAYはウガンダに住む娘と、日本で主婦をしていた母による、二人で立ち上げたブランドです。
2014年、ウガンダに仕事で行くことになった娘は、ある時友人に連れられて、ローカルマーケットに出かけました。そこで出会ったのが、斬新なデザインと独特な色彩で、色とりどりに輝くアフリカン・プリント。天井まで積み上げられた布の中から、自分のお気に入りの一点を探し出すワクワク感や、それに出会った時の達成感と言ったらもう!「これでバッグや小物を作ったら、ぜったい可愛いだろうな〜。」
直感的にそう感じました。

しかし誰に作ってもらおうか。そういえば、友人の紹介で一人のシングルマザーに出会ったことを思い出しました。

ウガンダは、名門大学を出ていても就職率は約30%と、非常に厳しい環境です。まともな教育を受けられなかった女性が職を得ることは難しく、子供を育てながら生活していくために、セックスワーカーになる道を選ぶ人もいます。

女性たちが誇りを持って、安心して働ける場があったらいいのではないか。
一つ一つ丁寧にハンドメイドし、アフリカン・プリントやウガンダのユニークな素材を使って、生活にワクワク感や遊び心をもたらす製品をお届けするブランドがあったら面白いのではないか。そんな想いで2015年8月、ウガンダ発・静岡発のバッグ・トラベルグッズブランドを立ち上げました。

現在、ウガンダに小さな工房を構えて、娘は現地の女性たちとともにものづくりに、そして母は静岡のオフィスを拠点に、日本での販売に励んでいます。

かわいいショップの奥には、素敵なカフェが有ります。
とても飲みやすいあっさりしたウガンダコーヒーが頂けます(カップもアフリカ柄でかわいい!)。
私はアフォガートを頂きましたが、美味でした。

素敵なカフェ

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