首都カンパラ市内

世界中どこにでもあるようなショッピングモールはここウガンダにも存在し、スーパーでは普通の食材が普通に購入できます。

一方で地元の食卓を彩る野菜たちは、主にこんなところで売り買いされています。
現地の人によると、マーケットが終わった後の食材は持ち帰るのが重いため全て捨て置かれるそうで、わざわざ買わなくても終わった頃に拾いにいけば食べるのには困らないとか。
たくましい限りです。

アフリカでは、古来写真や髪の毛等その人の一部となるものは、Witch doctor(魔法医)による魔法(呪い)に使われるとして、人に保持されることを嫌うそうです。

その名残か、写真を撮ろうとすると怒りをあらわにされることも多々有ります。

写真を撮るとお金を要求されますので、今となってはただの「商売としての怒り」のポーズになっているのかもしれませんが。

高価な電化製品は余り普及していないため、スマホや高性能のカメラ等はすりに狙われる可能性も高いので、いずれにしても写真を撮るのはヒヤヒヤものです。

そんな中、ゆったりした空気が流れる建物を発見しました。
インドのヒンズー教寺院のようです。

ヒンズー教徒でなくとも入り口で靴を脱ぎさえすれば誰でもはいっていいそうです

中心部を離れ、高台にあるクレープ屋さんへ。
高級レジデンスの一角にあるお店のようで、階下には居住者専用プールが有ります。まさに別世界。流れる空気が違います。

HOLY CRÊPE
17 Hill Lane The Seventeen Apartment Kampala, Kololo, Kampala
holycrepe.ug@gmail.com

ピースウインズジャパンのパワフルな女性たちとギリシャ料理を頂く

ピースウィンズ・ジャパン(PWJ)というNGOをご存知ですか?

犬猫の殺処分をなくす活動(以下参照)でご存知の方もいるかもしれません。

ピースワンコ・ジャパンは2012年夏に神石高原町内で犬の引き取りを開始。施設や人材など徐々に環境を整え、2016年4月から広島県内で殺処分対象となった犬の全頭引き取りを始めました。同年8月には広島市のNPOが猫の全頭引き取りを開始し、2011年度に犬猫の殺処分数で全国ワースト(計8,340頭)を記録した広島県は、約5年で殺処分のない県に生まれ変わりました。

ウガンダは2016年7月に隣国南スーダンで起きた内戦をきっかけに、南スーダンから多くの避難民を受け入れています(ウガンダが積極的な受け入れ制度を導入しているためで、南スーダン難民の受け入れ先としては最多)。PWJは内戦直後から調査し、同年12月から約27万人が身を寄せるビディビディ難民居住地区で、10,000Lの水タンク10基を設置するなど給水・衛生事業を中心に活動しているそうです。

ここのスタッフを束ねる方は、うら若き女性でびっくりしました。
東洋医学に大変関心を示して頂き、スタッフの方のヘルスケアサポートがあると、より頑張れると言う情報を頂きました。
いずれ推拿施術をウガンダでできるよう、募金を集めたりクラウドファンディングを実施したいと思います。

ウガンダでPWJの活動に興味が有る方、参加してみたい方はこちら。
http://peace-winds.org/news/recruit/10499

ギリシャレストラン Mythos
Plot 18 Impala Road Kololo
0775-326-606

料理の写真を撮り忘れました。すみません!!!

ウガンダ・カンパラにショッピングモールを作る和食職人さんとエチオピア料理を頂く

エチオピア料理Ethiopian Villageにて、ウガンダで日本料理のお店をオープンされる和食職人さんご夫妻とご一緒させていただきました。このお店が入るショッピングモールごと作ってしまうと言う大胆な発想に、刺激を受けました。

おかずの下に敷かれた白いナンのようなもの(インジェラ=少し発酵したような酸味が特徴的)の上に全てをこぼして、ちぎって食べます。
結構癖は有るものの、意外と美味しいかも!?

日本食レストランが入るショッピングモールは、あしなが育英会・ウガンダ心塾さんと同じ建築家TERRAIN architectsさん設計の素敵な建築です。ウガンダならではの工期の遅れもものともせず、暑い中頑張る店主さん、スタッフさんに頭が下がります。

建設中の現場_1

まだ、テナント募集中とのことですので、ウガンダの首都カンパラにて出店をご検討中の方は、候補に入れられてはいかがでしょうか。

薬草医〜その2〜

katazamiti  胃潰瘍、糖尿病に

(English:Coast goldleaf,Coast golden leaf)
Katazamiti is a native to sub-Saharan Africa. It is a semi-deciduous to deciduous tree up to 20m tall with a dense rounded crown and tall, bare stem. All parts of the plant are used in traditional medicine .Formerly called Bridelia micrantha , It is traditionally used in the treatment of stomach ailments and diseases such as gastritis , salmonellosis , gastro-enteritis, diarrhea and constipation , tapeworms and as emetic for poisons ( causes vomiting ).

Scientific studies have shown that extracts of the whole stem demonstrated antimicrobial activity by inhibiting the growth of the whole stem demonstrated (Pylori) and campylobacter jejuni/coli.

It is used as atreatment for the skin problems such as ulcers , boils , and rashes ;for respiratory problems such as perisistent cough, TB, Pnuermonia , Brochintis and Pluerisy; as analgesic (pain reliever ) ;
It is also sometimes used as an ant malarial.
For toothache and gum diseases
For painful menstruation and to prevent abortion; as a stimulant and Restorative tonic (alterative) for fortifyingpregnant woman.
It is used for treating sickle cell anemia, HIV/AIDS and Anemia in general.

Preliminary research on medical properties of Katazamiti has shown this herb to be beneficial in treating HIV/AIDS as it cures diarrhea and stomach discomfort, which are common illness in AIDS and contributes to the wellbeing of the patient.
It has also been shown to be apossible principle inhibitor to HIV-1 reverse transcriptase .Katazamiti is also used in treating psychological problems such as neurosis and psychosis 

引用 https://miraclehealingherbs1.blogspot.jp/p/katazamiti-bridelia-micrantha.html

avocado sheed 高血圧に(写真なし)

olumanyo ブレインブースター(脳の活性化)

nile 糖尿病

gobbe 腸の潰瘍

mulyluza マラリア

mudalasalama マラリア(タンザニアからきたもの、絞って使う)

omutengala 更年期

galomuenda 鬱に、絞って頭に擦り込む、便秘にも

ヘびの毒消し

Kintu Adam薬草医、突然の訪問にも関わらず、大変ご親切な解説をして頂き、ありがとうございました!

Kintu Adam-Herb doctor
+256-785-087-342
Butambala District Kalamba s/c Kikunya A-village

薬草医〜その1〜

ゴンベ病院からカンパラへ帰る道中、気になる看板が有り尋ねてみることにしました。
ゴンベ病院の看護師、ナオミがカンパラまで便乗したいと言うので、同行しました。
そのお陰で、大変貴重な経験ができるとは思いもよらず・・・

Herbal Research Clinic
Herbal Research Clinicの看板に惹かれて・・・

看板とはうってかわって、見渡す限りハーブの気配は無く、普通の商店しか有りません。
右端の奥に、薬局が有ると言うので尋ねてみましたが、西洋薬の薬局でした。
商店の人にナオミが現地の言葉で尋ねてくれたところ、薬草医は存在するとのこと。
でも今ここにいない、ということで、村人の一人に薬草医のいるところに案内してもらうことになりました。 

でもたどり着いた先は・・・

なぜか学校に到着・・・

どうやら道案内を買って出た少年は、
「車に乗ってみたかった」
「案内料が欲しかった」
ために、よくわからないのに立候補したようです。

この子たちが、薬草医の家を知っていると言うので、その内の1人に案内してもらうことになりました。

たどり着いた先で無邪気に眠る赤ちゃん(実は薬草医の子供)

やっと辿り着いた薬草医の家には奥さんしかいなくて、連絡しようと携帯番号を探してくれるがみつからず、家で暫くまつことになりました。(もしかすると警戒して、連絡先をすぐに教えなかったのかもしれませんが、現地の人「ナオミ」がいてくれたお陰で、なんとかご本人にお会いすることができました。)

放し飼いにされているウガンダ牛(ミルクはとれないのでホルスタインと掛け合わせたハーフのウガンダ牛からミルクをとるそうです。ホルスタインはウガンダの気候では生きれないため掛け合わせるらしいです。)

たくさんの認定書をみせて下さる、薬草医のKintu Adamさん。
お年の割になぜか全ての認定書の日付が新しい・・・

疾患別にどの薬草をどう使うか説明してくれました。
診断法を尋ねると、問診で病歴や症状をきくのだそうで、独自の診断学、診断法はないそうです。

sekajja がん予防と初期がんに

薬草医〜その2〜 へ続く

ゴンベ病院視察とウガンダの医療事情考察

ウガンダ、カンパラのヘビーな交通渋滞を通り抜け、2時間かけて地域医療の現状を視察にゴンベ病院へ。

50年ほど前はイギリスが、今は中国が道路を整備してくれている様で、ウガンダ人は自らインフラを整備するという動きはしないようです。

ウガンダの公立病院は「病院レファラルシステム」という仕組みで4階層に分類されています。

トップは国立病院(National Hospital)で、先日訪問したムラゴ病院とブタビカ病院(精神科専門)の2院です。

次の階層は地域中核病院(Regional Referral Hospital)といい、ウガンダ国内に14カ所有り、ゴンベはこの1つです。

その次は県病院(General Hospital)で、各県に1つずつあります。

最下層にあたるのは、地域のヘルスセンターでそれをさらに4セクションに分類しています。

都市部の病院(ムラゴ病院)より衛生状況が悪いことを想定していましたが、トルコの支援を受け、あっという間にすっかり綺麗になり、トイレもまさかの水洗でウガンダ一の病院ムラゴよりも大変綺麗で、びっくりしました。

病棟は男性用、女性用、マタニティーの3室のみ。結核患者もHIV患者も、けが人もみんな一緒です。治療は一人のスタッフ(多分、看護助手)がリストに書かれた指示通りに順次ベッドで行います。入院している患者さんは、昔ながらの伝統医療(薬草医や魔法医)を信奉している人も多く、院内では使用を禁じられている薬草をこっそり使っていたり(日本で浸透している「飲み合わせ、食べ合わせ」の概念はない)、少し良くなると薬を飲まなくなりいつまでも結核などの感染症が治りきらないなど、病気を治すことへの意識の低さ(医療知識のなさ?)も治療を困難にしているようです。

妊産婦の死亡率は1万人中32人、5歳未満児の死亡率は1万人中900人(1位:肺炎、2位:貧血、3位:敗血症)。
新生児死亡率は1万人中440人、一人の女性が出産する子供の平均は6人です。
鉄分が豊富な肥沃な土地なので、貧血が多いのには驚きましたが、入院患者に貧血の人がいたのでその原因を尋ねると「流産の後出血が止まらず貧血になっている」とのこと。食からの鉄分補給は問題がなかったとしても、医療の処置による貧血が防げず、全国的にもこのような患者が多いのかもしれません。

ちなみにウガンダでは、高熱が出ると診断もせずにすぐに「マラリア」だと認識する人が多くいる様で、2年以上前の統計では「マラリア」による死者の数がとても多かったそうです。近年、マラリア感染者が減少した訳ではなく、迅速マラリア診断キッド等の導入によりマラリアか他の疾患かの鑑別がなされる様になり、統計の数値が変わったのではないかと言われています(統計データではマラリアによる死亡者の数が減少)。

〈ウガンダの病院で働く医療従事者〉
・医者 Medical Doctor
・準医師 Clinical Officer(日本にはない資格ですが、3年ほどの教育を受けてなれる)
・看護師 Registered Nurse
・助産師 Registered Midwife
・準看護師 Enrolled Nurse
・準助産師 Enrolled Midwife
・看護助手 Nursing Assistant
・薬剤師 Pharmacist
・放射線技師 Radiographer
・検査技師 Lab Technician
・エンジニア Biomedical/mechanical/electrical engineer

外来は、有料待合室と無料待合室に分かれていて、有料の方では医師の診察を受けることができます。無料の方は医療スタッフ(準医師または看護師)が薬の指示を出し薬局で受け取って終わりです。

医師の給与は決して高くなく、ストライキなどで診療がストップすることもあるとか。
給与の滞納等もよくあるらしく、アルバイトをしたり、外で開業している医師も多く、午後になると医師不在、ひどい場合ずっといないということもあるそうです。昼食後に私達が面会した医師は、唐突に「お金が必要だ」と切り出し、「院内に電力が必要なので太陽光発電システムを導入してほしい」とのこと。「白人(黒人以外全ての人を白人と分類するそうです)は支援をする人」という前提でのことでしょうか。ちょっと面食らいました。

院内の食堂
ウガンダの伝統食

ウガンダの伝統食(4000シリング=120円ほど)黄色いのはマトケ(甘くない調理用バナナを蒸したりゆでたりし、ときにマッシュして蒸したもの)、白いのはポショ(とうもろこし粉を湯で練って蒸したもの)と焼き飯、スープ(ピーナッツをすりつぶしたものにロイコ(化学調味料、日本でいう味の素)と塩で味付け)

詳しくは「世界の料理」参照

そんな中、日本の洗浄消毒器具がJICAから提供され活用されている様子や、5S の啓蒙活動のポスターが貼られていたり、日本の方々の地道な活動の痕跡を見れて嬉しくなりました。JICA(日本政府)の方針として、「保健インフラマネジメントの強化」に重点を置き、各国の支援合戦のレースに加わること無く地道に保健サービス提供の拡大や質、安全性の向上、効率・効果の改善、監督機能向上を目的とした保健サービス提供の為の包括的システムの構築・強化を目指しているそうです。今後益々重要となるのは、医療機材の導入に伴いそれを有効活用できる技師等の人財の育成だそうです。教育をしても人事異動によりその知識の活用が定着しないと言う課題もあるそうで、なかなか困難な道のりでは有りますが、技術大国としての日本のこれからの益々の活躍が楽しみでもあります。

ウガンダではSTD(性感染症、特にHIV)が多いため、啓発ポスターが院内の至る所に貼られていました。町中にもHIV検査を促す広告がありました。

マケレレ大学・打合せ

1920年代にできたウガンダ最高峰のマケレレ大学(日本でいう東京大学)のSchool of Public Healthの教授と打合せをしました。将来、東洋医学の共同臨床研究などで協力できると良いな〜と思いますが、今回は具体的な事案まではつめられませんでした。薬草(Alternative medicine)を専門とする部署もあるそうで、次回訪問する際はそちらをご紹介頂き訪問しようと思います。

マケレレ大学に勤務するスタッフが、大学の近くで開業しているスクール兼研究所。

彼はムラゴ病院での指鍼の施術を見て関心を持ってくれ、ここで東洋医学のセミナーや授業をすることに、意欲的です。

ウガンダに渡り、東洋医学の教育をしたいという方は、ぜひご連絡下さい!

あしなが育英会・ウガンダ心塾

あしなが育英会・ウガンダ心塾さんを訪問しました。

TERRAIN architectsさん設計の素敵な建築 

あしなが育英会さんはウガンダの優秀な子供たちに、高等教育の機会を提供する活動をされています。3000人ほどの応募者の中から5名が選抜され、日本のほかイギリス、アメリカなどへの留学費用を援助するほか、心の教育などの様々なサポートをされています。

壁に描かれた世界地図が、アフリカ大陸中心なので、日本でいつも見る景色とは違って見えます。世界は見る角度によって見え方が違うことに、改めてハッとさせられました。

ウガンダ心塾さんは、地元の子供たちに寺子屋様の教育を提供されています。

日本とウガンダを繋ぐ地道な活動をして下さっていることに、感謝です!

病院では満足いかない人がいくファミリークリニック(骨接ぎ)

病院では良くならないか、時間がかかりすぎるからといった人が訪れる治療施設(いわゆる骨接ぎ)での治療を視察しました。家族に代々伝わるハーブを使ったマッサージと、この施設オリジナルの固定が肝のようです。

マッサージクリームに混ぜ込む前のハーブ
ハーブを細かく刻んでマッサージクリームにまぜこんだもの
クリニックオリジナル骨折用固定具を外す様子
全て外した状態(むくみと炎症)
患部を洗う様子
マッサージクリームを塗布
マッサージの様子(手技は軽擦法・推法)
固定具を巻く
クリニックの皆さんと

この施設はいわゆる認可を受けた医療施設ではなく、規制からは外れる施設のようです。その為医療施設との連携や紹介制度はないそうで、患者が口コミだけで訪れるのだそうです。

学校等での教育を受ける訳ではなく、家族に代々伝わるハーブを使い手技を伝承して治療をしてきているようです。

ギブス等の固定を草々に外し、包帯を軽く巻いた上にコットンをのせてクッションにし、その上にバランを巻いて緩やかな固定をします。

アメリカやヨーロッパでも固定をしない、または短くする流れとは合致している為、ウガンダの医療機関でガチガチに固定をして寝たきりの患者さんよりは治りが早いのはうなずけます。

但し、治療内容としては残念ながら目を見張るものは無く、手技もマッサージでは軽擦法というもので推拿では推法というもので、ごくごく一般的な手法でした。

このインタビューには、10万シリング(3千円)を要求されました。医師の月給が100万シリングですから、良いカモだったのではないかとも思います。

ウガンダでは黒人以外を「白人」と呼び、それは「金持ち」を意味し、ぼったくりの対象と認識されます。
例えば地元の人が食べる軽食「ロレックス」(卵を平たく焼いてチャパティで巻いたもの)は、定価千シリング(30円)なのに7千シリング要求されました。他の店に移動し、ウガンダ人ドライバーが同行して値段を聞くと、1.5千シリングでした。こんな駆け引きがちょっと面倒で嫌だな〜と思いつつも、視察初日だったため手ぶらでかえるわけにはいかないと思い、お支払いしてインタビューをさせて頂きました。

東洋医学・推拿の話をすると、興味を示され、「やってみせてくれ」と言われたので、「お金を頂きますが」といったら、静かになりました。give and takeではなく、take and takeの思想であること(悪気が有る訳ではなく)を学び、以降は少しガードを固くすることにしました。

とはいえ、大変貴重な情報を頂きました。惜しみなく質問に答え、写真撮影に応じて頂いたBalibawo Nursing Homeの皆さんに感謝します。

Balibawo Nursing Home
Gayaza-Zirobwe Rd
0752-652-857
0788-306-501

ムラゴ病院視察と施術

KLM航空でアムステルダム経由でウガンダへ

ウガンダで一番のマケレレ大学医学部附属・ムラゴ病院にて各科を視察しました。

歯科のレントゲンの解説をしてくれている若い医師たち

歯科の治療を拝見しました。
泣き叫ぶ子供を母親が押さえつけて、医師がペンチで歯を抜き、それをみせて説明する。そこまで歯を悪くした子供をしかり、綿花をつめて治療終了。何ともシンプルな治療風景でした。(多分麻酔なし)

スパイナルセクション(脳脊髄科)では、指鍼(指で鍼のかわりにツボを調整)の施術を実施することができました。

ウガンダに鍼灸はあるにはあるのですが、高額であることと数が少ないためまだまだ一般的ではないようです。

東洋医学の説明をし、どんなことができるかお話をすると、「痛みの軽減」に興味を示してもらい、施術の許可を頂きました。許可を出したのは、貫禄のある看護師さん!医療制度は日本とはかなり異なります。

施術をさせて頂く患者さんのベッドへ移動すると、右頚から肩、腰から足首まで痛みが持続的に有るとのこと。頭側に廻り肩の堅さを確かめようと、少しベッドを動かすとベッドの下から人がぞろぞろでてきてびっくり!入院病棟のベッドが100床と言っても、1床に一人とは限らず、実際の入院患者数はかなり多いそうです。看護のご家族や関係者を含めるとかなりの数の人が病室にひしめいています。

ふと周りを見渡すと、10人以上の白衣を着たウガンダ人に囲まれ、異様な光景・・・。脈診や経擦をしていると、「何をしているのか」と代わる代わる質問をされました。まずは自己紹介をしてから質問をするという、礼儀の正しさには恐れ入りました。興味津々の様子で突き刺さる視線をいくつも浴びながらも、時差ぼけのお陰か、緊張することもなくいつも通りの施術ができました。

右の関上脈が洪で、脾胃の調整をしました。
使ったツボは地機、委陽、関元(火曳きの鍼)で、終わる頃には痛みほとんど取れたそうで、とても驚かれました。お腹には小腸の手術の跡が有り、硬結をとると痛みが軽減し、関元で高血圧(特に上半身だと思う=気逆)の緩和の為か頭部にいつもと違う感覚を覚えたそうです。

アフリカ人、黒人の施術は初めてでしたが、これまで施術したことが有るアジア人、白人と全く同じ反応で、人種の差はないことが確認できました。入院患者だからか、足がとても虚していて水滞が有ったのには驚きました。アフリカ人のイメージはしなやかな筋肉があり、丈夫な身体をしていると思っていたからです。