BODY WORLD 人体の不思議

オランダ・アムステルダムの「ボディ・ワールド」にて、プラスティネーション加工された人体の展示を視察しました。テーマはハピネス【幸福】で、幸福なときの体の反応や、その反対にストレスを受けた時の反応(ホルモン等を含む)について解説がありました。

情報量が多く見応えがありました。

頭部を縦切りに

縫合で分解した頭蓋骨

6つフロアがあり、運動器系、神経系、呼吸器系、循環器系、消化器系、泌尿器系、生殖器系(胎児を含む)にセクションが分かれていました。

臓器や組織の展示のみならず病気のメカニズムの解説、病気の臓器と健康な臓器の比較、治療に関する展示もあり、迫力が有りました。

医療関係者向けではなく一般の方向けのわかりやすい解説でしたので、多様な方が訪れていました。

骨折糖の治療の為、埋め込んだ人工骨頭やプレート

消化器(口から肛門まで)

喫煙者と非喫煙者の肺

血管(最小毛細血管は血球1つしか通れないものの為、展示不可能)

最後に「自分が幸せだと思う瞬間」についてコメントを書いて、七夕の短冊のように吊るすコーナーが有りました。

アフリカの魔法医

「アフリカの魔法医」という本には、複数部族に伝わるアフリカの伝統医療について、詳しく書かれていました。

ウガンダは歴史的に王国が長く存続したため、「魔法医」といわれる伝統医療が残っているところが有ったようです。

最後の章は「魔法医になりたい」と言う題で、

「キリストは【癒しの人】とよばれ、釈尊は医王と称せられた。現代と未来の医師は、身体の科学に精通するとともに、病人の心に平安と信念を与える人でなければならない。アフリカの魔法医は、身体の科学には習熟していないが、病人の心に平安をもたらすことについては全力をあげている。この点に医療担当者としてみた魔法医の最大の長所が有ると、私は思う。」

と言う行があり、とても心ににこりました。

面白いのは、「魔法医」について研究しすばらしい文章を書き上げられたのが阪大の教授だというところです。

「ドクター・ケニヤ奮戦記」と言う別の本も同じく阪大の医師が書かれたもので、大変読み応えが有りました。
当時の医療はまさにアドベンチャー!
アフリカに果敢に渡り、地元の人の信頼を勝ち得た大阪の医師はとても大胆で素敵だと思いました。

50年くらい前のお話ですので、現在どのくらい当時の様子が残っているのかを確かめに、来週よりウガンダへいって参ります。