ウガンダ庶民の味
ウガンダの食事情を語る時、外せないのが「ロレックス」。
Roll eggsがなまったものではないかと思うのですが、チャパティに卵焼きをのせて巻いたシンプルな食べ物です。
トマトやキャベツ、タマネギ等を挟むことも有るそうですが、まずは定番を地元の人たちがいくスタンドで購入しました。
最初にレストランのようなところで買おうとすると「白人価格」で7,000シリングと言われましたが、この店では卵2個入りで1,500シリング(50円ほど)という地元民価格でした。
*ウガンダでは黒人以外は全て「白人」に分類されます。
ちなみにこの店の横には座って食べるスペースが設けられていて、バイクタクシーの運転手のたまり場になっていて、彼らの上着をここにキープできる仕組みになっているそうです。
別の日に、ウガンダのタクシードライバーが普段いく定食屋さんに連れて行ってもらいました。
ゴンベ病院の食堂で頂いた定食ランチはこちらです。
ウガンダの伝統食(4000シリング=120円ほど)黄色いのはマトケ(甘くない調理用バナナを蒸したりゆでたりし、ときにマッシュして蒸したもの)、白いのはポショ(とうもろこし粉を湯で練って蒸したもの)と焼き飯、スープ(ピーナッツをすりつぶしたものにロイコ(ユニリーバ製化学調味料、日本でいう味の素)と塩で味付け)
基本的にはマトケ等の炭水化物類を、ロイコと塩で味付けしたタンパク質入りのスープと一緒に頂く、と言うのがここ典型的なスタイルのようです。
一方、外国人向けの高級カフェでは、こんなものも頂くことができます。
値段は日本の70%程度ですので、ウガンダ庶民の味ロレックスが50円と考えると、法外に高い食べ物になってしまいます。見た目は日本や西洋諸国で頂くものに引けを取らないのですが、初日はパンケーキが生焼け、2日目は卵の殻がパンケーキの中から出現、と事故の連発でした。顧客は私の他には白人かインド人だけでした。
エンテベ病院の向かいの屋台で頂いた、地鶏の炭焼きランチです。
味付けはやはり塩とロイコ味(ウガンダの化学調味料)。歯ごたえが有り、美味!12,000シリング。
屋台は3軒ほどが軒を連ね、客引き合戦に勝ち抜いた人が販売できる仕組みです。
ウガンダでは鳥が牛や豚よりも高級で、放し飼いのためその辺を走り回ってたくさん筋肉が有るのか、歯ごたえがしっかりしています。